10年ほど前に県外の方の別荘を住居として購入されたそうです。
担当の澤田と当社社長の小原が建物の調査にお伺いしました。手間とお金をふんだんに掛けた建物で、意匠も大変凝っており見分に充分時間を掛けました。

屋根材には乾式洋瓦と石綿スレートと銅板の3種類を使用し、壁面はモルタル（アクリル吹付タイル）とサイディングと漆喰の3種類で構成されていました。
それぞれ塗料、塗装方法が違うので、かなり手間が掛かりましたが、大変面白い仕事でもありました。
銅板は通常は塗装しないのですが、痛みの具合から今回は塗装する事にしました。

元々意匠性の高い建物なので、配色はシンプルにまとめてみました。