自然を生かした空間づくり
有限会社 北斗建装

 速見郡 H様邸 屋根・外壁等全面塗装工事及び窓廻り改修工事

2013年施工
施工前 施工後
施工前
施工後

 当社が掲載されております新聞の内容をご覧になりショールームにご連絡いただきました。ご自宅の塗装についてのご相談でした。早速プランナーの高見と小川で現地調査に伺いました。

H様のお宅は、屋根はスレート瓦でコケが生えていたり塗膜がおちていたりと、傷みが見てとれる状態でした。壁は汚れが目立つ状態ではありましたが、壁材にモルタルを使われている点に、正直な所良かったという思いがありました。というのもモルタルは、適切な塗料さえ選べば半永久的に壁に関してはメンテナンスが不要になるのです。弾力があり、モルタル特有の弱点のヒビに追随してくれる塗料が昔からあります。

 多くの業者はモルタルの新築時の塗料の選択肢として数多くある壁用塗材の中から3種類程度(リシン、スキン、ボンタイル)しか用意しません。(※ボンタイルとは、アクリル吹き付けタイルの中で一番使用された商品の名前です)これらの塗料には防水やヒビに追随する機能はありません。なぜそんな塗料を使うのでしょうか?
これらの塗料は安価で扱いやすいため業者にとって都合がよいのです。「モルタルに塗れない塗料ではないし都合がよいのであればそれを使えばよいじゃないか」と、そこで思考が止まってしまうのです。
しかし、業者側の都合に合わせて塗料を選ぶことは正しいことでしょうか?あまりにも塗装を軽視した考え方と言えます。

塗装というのは家の寿命を延ばすために行います。
「どれが塗りやすいか、利益が出やすいか」ではなくて「どの塗料をどのように使えばこの家の寿命を延ばせるだろうか」という考え方があればおのずと家に使っている建材の弱点を克服するような塗料選び、施工方法を選択できるのではないでしょうか。

お見積もり説明では上記のような現在の建築業界の実態と当社の考え、実際にH様宅の建材の特徴と弱点を克服するための施工方法をご説明いたしました。H様はご自身の家を守るためにご自身でご検討される姿勢が印象的でした。こちらの話を鵜呑みにはせず、納得いくまでご質問もたくさんいただきました。
お話を伺っていくと、以前外構の改修工事を行われた際に常識的におかしい工事をされたとのことでした。私たちがお話をきいても腹立たしく、呆れてしまうような間違った施工でした。
お見積り説明で当社の考え方をご理解いただき信頼して下さったようでした。

後日H様ご家族でわざわざショールームにお越しくださり、ショールーム周辺の当社の塗装施工後の現場を見てくださいました。実際に施工した現場を見ることでより安心されたようで、更にお色のイメージも沸いたようでした。そのまま工事をご発注くださいました。

◆高圧洗浄
施工前   施工後
施工前 施工後

▲「塀は塗れないか?」というお問い合わせが多いですがこのように高圧洗浄をすることで随分とキレイにすることができます。

◆屋根
施工前
施工前 施工前
▲高圧洗浄を施すと劣化した塗膜が落ち白くなってしまいました。
施工後  
施工後 施工後
▲スレート瓦場合は上塗りの前に「中塗り」という、表面の細かい凸凹にしっかり塗料を馴染ませるための工程を挟みます。凹の中にもちゃんと塗料を行き渡らせます。
◆玄関廻り
施工前   施工後
施工前 施工後

▲塀の笠木は屋根に合わせてダークグレーに。玄関扉はご主人が好きなグレーと奥さんが好きな茶系の間を混ぜた風合いのお色をお選びいただきました。塗装後「この色気に入りました」とのお言葉をいただきました。※塀の笠木は塗らない業者が多いのですが、適した塗料は昔からありました。

◆樋修理
施工前   施工後
施工前 施工後

▲軒樋の一面が、熱が原因で波打ってしまっておりました。塗装の際に足場を建てるのでこの際にと、修理工事のご依頼もお受けしました。

◆窓廻り改修工事

 塗装工事を施工中に、部屋の窓からの日射がきついとのご相談をお受けしました。窓からの夏の熱線がきつく冷房の効きが良くないこと、日射がきつく過ごしにくい事を以前から不便に感じられていたそうです。
更に音楽がお好きなご主人は防音についてもお考えでしたので、窓を複層ガラスにする事をご提案しました。特に日が痛いほど差し込む方角の窓には熱線遮断効果のあるフィルムを貼ることをご提案しました。
2階のご主人の部屋を施工しますと、「日がきつくなくなり冷房の効きもよくなり非常に助かった」との事で、1階の窓の追加工事のご依頼をいただきました。

施工前   施工後
施工前 施工後

▲西日がきついキッチン側の窓は日射を調整できる外付けの可動ルーバーを設置しました。窓を復層ガラスに取替えました。

◆おまけ◆

H様の家にはぬいぐるみのようにふわふわもこもこの「ここちゃん」がいます。最初はなかなかなついて貰えず、訪問の度に吠えられてしまっていましたが、いつからか、訪問する度に飛んで跳ねて迎えに来てくれるようになりました!部屋中走り回ってはわたしに飛びついてきてくれてとても嬉しかったです!!ご覧のとおり、カメラを向けると可愛らしい表情で決めてくれましたよ☆

ここちゃん

◆担当工務◆篠田
篠田

2級建築士
宅地建物取引士
1級建築塗装技能士

 

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