当社の大分本店(にじが丘ショールーム)にお電話下さいました。
K様ご夫婦とも、当社が互助会指定店にご指定いただいている職域(高校生協)にお勤めで、普段から当社のホームページをご覧になって下さっていたそうです。
早速ご夫婦のご都合の良い日にお伺いしました。K様のお宅は築12〜13年のK建設で建てられたおしゃれなプロヴァンス風のお宅でした。屋根は乾式洋瓦、壁は珪藻土というK建設お得意の組み合わせでした。プロヴァンス風は現在でも人気の意匠ですが、塗材の正しい使い方がわからず、又下地の選択・屋根材の選択を間違えている業者が多いのが現状です。
K建設は現在は倒産して無くなっていますが、当社では多数塗装工事をしており、その特徴・欠点もわかっておりました。珪藻土は正しく施工すれば塗り替えはそうそうするものではありませんが、施工不良があまりにも多い為、数年前に塗り替え用の専用塗料が開発されました。それさえ知らない業者が大半なので要注意です。
現に私(小原)の家も壁は珪藻土で築10年以上経っていますが、正しい施工をした為、今後壁の塗装の予定はありません。
※当社で年間何軒かずつ新築をお請けしておりますが、原則的に再塗装が必要な住宅は建てない事にしております。屋根は陶器瓦、壁は塗り壁を基本の仕様にしております。新築後14〜15年で高いお金をかけて塗り替えなければならない家は建てたくないというのが当社の方針です。
後日改めて、K様のお宅の乾式洋瓦と珪藻土壁の適切な塗装方法をご説明の上お見積もり致しました。木部塗装に関しても場所ごとの対応を詳しくご説明致しました。
更に当社で塗装したK建設の住宅にもご案内して、出来映えをご覧になっていただきました。色や雰囲気は新築時と変えたくないという事で、極力再現に努めました。
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