当社ショールームの近くにお住まいのI様からお電話をいただきました。ご自宅の塗装の件でした。
築22年のDハウスで、12年前に一度Dハウスで塗装されたそうです。とりあえず現地にお伺いしてご自宅を見せていただきました。
屋根は石綿スレート、壁はアルミサイディングでした。この当時はSハウスもN住宅も同様でした。
問題は新築時にアルミサイディングにアクリル吹付けタイル(通称ボンタイル)を吹付けている点でした。
Sハウスでは良く見かけるのですがDハウスではあまり見かけない仕様でした。アルミサイディングの目地がプレハブくさいので、それを隠すと言う意図があったようで、時折見かける仕様です。
ボンタイルは防水性もなくアルミへの付着もそれほど良くないため、剥離、浮きのリスクが大きいのでやるべきでない事なのですが当時はあまり考えなかったのでしょう。
さらに12年後に塗装した時は、ボンタイルの上のトップコートがはげているため、トップコートのみを塗布するという方法で塗装しておりました。
塗装後4、5年で色落ちしたそうで、現状はほとんど上塗りが残っていない状態でした。
お見積もりの際に正しい方法をご説明し、さらになぜ間違い塗装が横行しているかもご説明させていただきました。お値段も前回よりずっと安かったようでほぼ即決して下さいました。 |