5月にTOTOショールームで開催された当社のリフォーム相談会にN様がお越し下さいました。ご自宅の塗装のご相談をいただきました。
N様は、以前から当社のホームページをご覧になって下さっており、当社に相談したいと考えておられたそうで、リフォーム相談会に足を運んで下さいました。当社のホームページ施工例に、N様宅と同じ仕様のお宅があり、相談会の会場にその記事を印刷してお持ち下さっていました。
ホームページをよくご覧になっており、当社の技術的な施工方法や、仕上がり、色選択などに非常に関心を持っておられ、お話をさせていただく中で当社への期待を強く感じました。
後日、相談会でお話させていただいたプランナーの三重野が現場調査へお伺いしました。N様のお宅は、ハウスメーカーS社で建てられたお宅で、屋根はスレート瓦、壁はサイディングの建物でした。
建物の傷み具合を調査しながら、一つ一つの建材についてと、施工内容の概略について、ご主人にご説明いたしました。見積もり説明では、当社の塗装勉強会の講義内容と同等の説明をさせていただきました。
N様はS社からも見積もりを取られておりましたが、S社の施工費は当社よりも格段に高いとの事でした。
また施工内容でのS社と当社の大きな違いはサイディングの目地の処理方法でした。S社はシーリングをすべて剥がし取った後、シーリングを『打ち直す』というものでした。シーリング材は施工直後の体積が一番大きく、経年に比例して縮んでいきます。当社の施工は、劣化して縮みきった今あるシーリング材を土台として、新たなシーリングをその上から『打ち増し』するという手法を取ります。(縮みきったシーリング材は、それ以上体積が変わらないのですが、剥がして打ち直すと、結局また縮んで数年後には同じ状況になってしまい、かけた費用は無駄になってしまいます。劣化したシーリング材を土台にすれば、新たに注入するシーリング材の量が少なくなるので、縮む量も少なく済み、劣化による建材の収縮を最小限に抑える事ができます。更にS社ではシーリングは5年保証から除外されております。当社ではこの方法なら10年保証で施工しております。)
そういった打ち直しによるデメリットと、打ち増しによるメリットをご説明し、N様は当社の施工法にご納得下さいました。(※S社の目地の施工費は当社の10倍の金額でした。)
N様は色選びに大変こだわりがお有りでしたので、カラーシミュレーションを数回行いました。初回に3パターン作り、それを踏まえてさらに4パターン、そして最終確認のために4パターン程度のカラーシミュレーションを作り、色を決定する際の参考にしていただきました。 |