2003年に塗装工事、2008年に防水工事をさせていただいたM様が、当社大在ショールームのイベントにお越し下さいました。
2003年に塗装させていただいた際には5年程前に訪問販売業者のH社で塗装をしたけれど、3年も経たないうちに剥がれや汚れの付着等の塗膜劣化が起きてしまったと仰っていました。ただでさえM様のお住まいの地域は近隣工業地帯からの鉄粉により壁面の汚れが激しい地域です。ですから、当社が施工する際には汚れに強い塗料を選択致しました。
それからのち、知り合いの業者さんに勧められてベランダの防水工事をされたそうです。その防水工事以前に、塗装工事のアフター等で伺った際にM様からそのお話を聞いて、その業者さんの施工方法などに多くの疑問を感じたのですが、ご兄弟からの紹介との事で口を挟みにくく心配したのを覚えています。
そして残念な事に心配していた通り、その業者さんの施工後、1年保たずに防水がダメになってしまったとの事でした。
問題の防水工法は繋ぎ目がある為、防水としての機能をほとんど持たないシート防水でした。繋ぎ目から水が入り、日が当たらないシート下にいつまでも滞留して下地を傷め続けるのです。M様の場合も全く同じ状態でした。業者さんは一番高級な防水としてシート防水を勧めたそうですが、むしろそのシートが無い方が良いような状態でした。
塗装訪問販売業者もそうですが、素人以下の知識しか持ち合わせていない上に利益ばかりを追求する業者には毎回憤りを感じます。シートは剥がれや浮きも酷い状態だった為、全て剥がした上で繋ぎ目のない仕上がりとなる塗膜防水(セラミテックス)を施しました。
そして今回は塗膜などの機能的部分は全く問題なかったのですが、前回の当社の塗装から10年以上が経ち、模様替えも兼ねてとの事で外壁塗装のお話を再びいただきました。個人的には前の色も好きだったのですが、今回M様がお選びになった色も、前回に負けず劣らず美しい仕上がりとなりました!M様ありがとうございました! |