当社が毎年出展している大分市工業展にお越し下さいました。屋根の塗装についてのご相談でした。
さっそくプランナーの桑原がご自宅へ伺いました。

D社で建てられた築３５年の軽量鉄骨のお宅でした。
この地域は昭和５０年代前後に、大手ハウスメーカーが軽量鉄骨の家をたくさん建てた住宅地です。
訪問販売の塗装業者がとても多くくる地域で、Ｏ様のお宅にも度々勧誘にくるとのことでした。
１５年前に葺き替えたというコロニアルの屋根は比較的状態は良かったのですが、塗装によるメンテナンスを行うことでこの先のリスクを減らすには良い時期でした。

また、木部は１５年前に訪問販売の塗装業者に塗ってもらったそうですが、数年もしないうちに塗膜が剥がれはじめて大変気になっていたとのことでした。いっそのこと板金を上貼りしたほうが剥がれが目立たず良いのではないかとも考えていたそうです。

塗料の選択と下地処理という、ごく基本的なことがうまくできていない塗装業者は少なくありません。
屋根の先端（鼻隠し、破風板）の木部や軒天のボードは湿気にさらされやすい部分です。
板金を上貼りして湿気を閉じ込めてしまうリスクはとても大きくおすすめ出来ません。また、塗装する際は透湿性を意識した塗料の選択が必要不可欠になります。

屋根、木部ともに塗装で十分メンテナンス可能であることと、アルミサイディングの外壁への塗装の必要性について充分にご説明し理解していただいた上で、全面塗装を施工させていただきました。

門扉や格子、玄関ドアもキレイに塗装させていただきました。