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自然を生かした空間づくり
北斗建装

 竹田市 特養老人ホーム 久住荘様
屋根塗装工事・屋上防水工事及び軒樋取替え工事

2012年施工

社会福祉法人豊和会様から、竹田市久住町で運営されている老人ホーム、久住荘の屋根塗装、屋上防水についてご相談をいただきました。
早速、社長で塗装の専門家でもある小原が現場調査に伺いました。

◆屋根
施工前   施工後
施工前 施工後

屋根はアスファルトシングルでした。アスファルトシングルとは、繊維状の石綿(アスベスト)をアスファルトで固め、その上から色のついた砂を吹き付けて着色しているものです。価格が安いことや、洋風家屋に適したデザインであり、施工も比較的容易であるため、以前は好まれて使用されていました。
しかし、耐久性が高いとはお世辞にも言えず、劣化による雨漏りが少なくありません。久住荘の屋根もすでに塗り頃を過ぎ、剥がれや、めくれが至る所で見受けられる状態でした。屋根材を全て葺き替えるというのも一つの手段ですが、費用対効果を考えて、傷んで脆くなったアスファルトシングルを専用のシーラーと塗装で補強するという方法を提案させていただきました。

また、数カ所ある屋上防水面の仕様はシート防水か防水無しというものでした。当社施工事例でも何度も取り上げる通り、シート防水には継ぎ目があり、シートの劣化などによりそこから侵入した水は逃げ道が無く、乾くことがないままでシートの下を侵し続けます。久住荘でも、入り隅部分などのシートの浮き上がりや脱気筒まわりのシートのひび割れが見受けられ、そこからいつ水が侵入してもおかしくない状態でした。防水については浮いた部分等を補修した後、継ぎ目の出来ない塗膜防水をする方法を提案させていただきました。これまでの施工実績、施工方法の説明、考え方等をしっかり聞いていただきました。その後、幸い当社が落札する事が出来ました。
また、久住の厳しい気象条件等により劣化の激しかった雨樋も、費用対効果を考え、特に損傷が激しかった軒樋のみ、気象条件に合わせた仕様での交換を提案させていただきました。
施工完了に差し掛かる頃に、実は以前より雨漏りしている部分があるということが発覚し、屋根施工後にすぐ対応させていただきました。どこから雨漏りしているのか、特定することは容易ではありません。今回の工事で安心せず、きめ細かなアフターケアをしっかりするのも、私たち北斗建装の責任であると考えています。

●主な施工内容●

1.屋根アスファルトシングル部分の専用シーラーと塗料による補強
2.屋上防水の補修および塗膜防水
3.軒樋の交換
◆屋根防水工事

屋根材のアスファルトシングルは劣化が著しく、欠損している部分もありました。洗浄後、欠損部分等を補修し、専用のシーラーと塗料によって補強しました。

施工前
施工前 施工前 施工前
シルクシーラー塗装後   施工後
施工中 施工後
▲シーラーで補強しました。    
施工後
施工後 施工後
◆防水工事

シート防水の浮き上がりや脱気塔廻りのひび割れが無数にみられました。浮き上がり部分の補修を行い、塗膜防水エクセルテックス工法を施工させていただきました。

施工前
施工前 施工前 施工前
施工後
施工後 施工後
◆軒樋取替え工事

厳しい気候などによって破損した軒樋を気候に合った仕様のものに交換させていただき、傷みの少ない部分は新しい樋と同じ色に塗装いたしました。

施工前
施工前 施工前 施工前
施工後
施工後 施工後
施工後
施工後
▲新しい軒樋に合わせて、タテ樋を同じ色に塗装いたしました。
◆おまけ◆
猪鹿狼寺の紅葉

▲工事開始時、すぐそばの猪鹿狼寺(いからじ。すごい名前ですね!)では、とても美しい紅葉を見る事ができました。

 

 

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