当社では毎月3日間または2日間、大分市役所地下展示場で『リフォーム相談会』を開いております。
A様は、お隣にお住まいのS様と奥様同士お二人で相談会にお見えになりました。両家とも築10年、建築したのは地元ゼネコン系のS社という点でも共通しておりました。
屋根、外壁の塗装が気になるとのご相談でした。
早速、プランナーの亀井と澤田、それに小原(代表・塗装技術者)の3名で両家にお伺いしました。両方のお宅を同時に、また両家ともご夫婦、お子様まで交えての見分となりました。両方のお宅とも、屋根は石綿スレート、外壁は窯業系サイディングでした。
特に急を要する要素は無かったのですが、サイディングの目地は当然年数なりに劣化をしておりました。
先送りも考えられましたが、早めのメンテはそれだけ建物の寿命を長持ちさせるという事で、両家ともこの際やろうとのご決断となりました。
実はこれは結果的に大正解でした。築10年目という事と下から見た感じで、劣化の程度がかなり正確に解るのですが、足場を組んで実際に二階の屋根に上がって見ると、通常の劣化よりかなり程度が進んでおりました。
その後、この地域の同じ建築会社の建築した建物を数件手がけましたが、大変不思議なのですが、何故か屋根材の劣化が通常より進んでいます。
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