当社ショールームにＹ様より塗装についてのご相談のお電話をいただきました。早速お伺いしてみると、まだ築8年の、中津を中心に営業している地元ハウスメーカーのＥ社で建てたお宅でした。
　かなりの急勾配を持ったスレート葺きの屋根で、屋根自体の劣化は少なかったのですが、外壁のサイディングの方は傷みが急速に進んでいる状況でした。色の褪せも目立ちますが、目地部分の劣化は築8年とは到底思えない状況でした。

　サイディングの外壁を使用している以上、10年程度でのメンテナンスは重要になってくるのですが、それでも心情的にはまだ築8年で外壁の塗装に費用をかけるというのは、日頃、外装は早めのメンテナンスを推奨している私たちでもお薦めしにくい状況ではありました。

　しかし、プロとして、しっかりと調査し、的確な見解を述べる事こそ責務だと考え、Ｙ様には、ご自宅で使用されているサイディング材という外壁の欠点、劣化のメカニズムをお話しさせていただき、塗装によって得られる保護の効果をご説明させていただきました。

　Ｙ様にはご自慢のマイホームについて申し上げにくい事も多々申しあげましたが、しっかりと我々の説明を真摯に聞いて下さり、状況を正しく把握して下さいました。そして、屋根も含めた外装の塗装をご依頼下さいました。