当社ショールームにお電話下さいました。
当社が互助会指定店にご指定いただいている職域にご夫婦ともお勤めで、職場でもよく当社社員やチラシを見かけ、一度話を聞いてみたいと思われていたそうです。
地元のB社で15年前に建てられた窯業系サイディング張りのお宅は、経年劣化が同時期に建てられた他のお宅より著しく見受けられました。
幸い、サイディング材の劣化で一番危惧する反りはまだ発生していませんでしたが、目地の充填剤であるシーリングには亀裂が走り、ひどい所はバックアップ材が露出しておりました。
3年前にK様と同じ地域にお住まいのB社で建てられたT様も同じような劣化の仕方をしておりましたので、B社のこの頃の建物の経年劣化の特徴になってしまっているようです。
当初K様はB社のリフォーム部門で塗装の見積りを取られたそうですが、内容等不可解な面が多く、当社が現場調査にお伺いした際にはその見積書の一部をお見せ下さいました。
拝見させていただくとK様が不可解に思うのも当然で、内容はデタラメ、一見して塗装の事を良く知らない営業が下請けに見積りを作らせ、理由もなく値段設定したのが判るような見積書でした。
K様にはサイディング材の特徴やそのための塗装方法、目地の処理の仕方等しっかりと説明させていただきました。しっかり内容を理解して下さり、ご契約していただきました。
後日談・・・当社は適正な価格を設定したつもりでしたが、それでもB社よりずっと安かったそうです。
また、相見積りになった事を知ったB社の担当が十数万円の値引きを打診してきたそうですが、その額も当社よりずっと高いという最初から最後までデタラメな見積りでした。当社としては、このような業者が未だに多いという事を、改めて認識させられる現場となりました。 |