自然を生かした空間づくり
有限会社 北斗建装

 大分市 N様邸 屋根・外壁等全面塗装工事

2014年施工
施工前 施工後
施工前
施工後

 当社が定期的に開催している塗装勉強会にN様がお越し下さいました。塗装勉強会では、N様をはじめ受講者さんのご自宅がどのような建材で建てられていてどうメンテナンスしていけばよいのかという事なども具体的に交えながら、お話していきました。当日の受講者さんのうちN様ともう1組の方はSハウスでご自宅を建てられており、外壁は特殊な壁材(ダインコンクリート)を使用されているようでした。
 N様は数年前にSハウスから外壁の目地の劣化が見られるという事を言われて、目地材(シーリング)だけ打ち直す工事をされたそうです。そして、ここ最近外壁にヒビが見られるようになった事と、Sハウスから10年点検として、屋根と外壁の塗装の見積もりが提出された事もあり、当社の塗装勉強会に来て下さったのだそうです。
 勉強会ではN様のお宅の現状や塗装業界・建築業界の実態のお話をさせていただき、当社の塗装への考え方に興味を持っていただき、お見積もりのご依頼をいただきました。さっそく後日プランナーの三重野と東本、塗装部部長の篠田で現地調査に伺いました。

◆ヒビ
施工前   施工後
施工前 施工後
施工前   施工後
施工前 施工後

 N様のご自宅は、予想通りコンクリートの特殊な外壁が使用されていました。ご不安に思われていた通りヒビも多く見られ外壁・屋根共に劣化が見られました。調査の内容を元にお見積もりを作成し、当社がどういった工事をするのか、どういった塗料を使うのか、またその理由をひとつひとつ説明させていただきました。
 当社の、建材によって塗料を選択していく方法や、またそれらをわかりやすくしっかり説明する姿勢に「北斗さんなら任せられる」と言ってくださり、工事をご発注下さいました。

◆屋根
施工前   施工中
施工前 施工中
施工後
施工後

 お見積もり説明の際、Sハウスから提出された10年点検の報告書を見せていただきました。Sハウスは特殊な機材を用い、屋根の写真を撮っており、「破損している箇所がここにある。ここに劣化が見られる。」といった報告をまとめていました。屋根の上にあがりカメラで撮影し、その劣化状況を報告する。こういった事は一種のパフォーマンスにしか過ぎません。特に専門的な知識がなくとも、見ればわかるような屋根の破損個所を指摘しているだけなのですから...

施工前   施工後
施工前 施工後

 そういった、誰でも分かる劣化部分をさも調査しましたと報告書を作成し、その補修・メンテナンスの見積もりを提出する。「定期的に調査してくれて、アフターがしっかりしていて安心。」と親切に感じる方ももしかしたらいるかもしれませんが、自分の会社が建てた家が10年程度でこんな状態になってしまったという事実を報告する事は、本来なら申し訳ない、恥ずかしい事ではないでしょうか?(ちなみに、SハウスがN様に提示した見積もりの金額は、当社の倍近くの金額でした。)
 
新築時に、使用する建材のメリット・デメリットをきちんと説明し、いつ頃どういったメンテナンスが必要になるときちんと説明している会社もほとんど聞きません。お客様は「メンテナンス不要と説明を受けた。」という方や、更にはご自宅がどんな建材で建てられているのか説明を受けていないという方が大半です。親切な営業さんだから、良い工事をしてくれるとは限りません。知識が無ければ、良い工事はできません。知識があってもモラルが無ければ、利益だけしか考えません。親身になって話を聞いてくれるのも確かに大切ですが、その人ではなく、その会社はどういった工事をするのか。その会社の姿勢はどういったものなのかを知る事が、良い工事につながるのではないでしょうか?

◆ドア
施工前   施工後
施工前 施工後
◆全景
施工前   施工後
施工前 施工後

 工事後、N様は気になっておられた壁のヒビが塗装されて保護出来た事を大変喜んで下さいました。お色も悩まれて選ばれましたが、満足いく仕上がりだとのお言葉をいただき、こちらも大変嬉しかったです。

◆担当プランナー◆三重野

◆担当プランナー◆東本 ◆担当工務◆篠田
三重野 東本 篠田
   

2級建築士
宅地建物取引士
1級建築塗装技能士

 

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