自然を生かした空間づくり
有限会社 北斗建装

 大分市 K様邸 屋根・外壁等全面塗装工事及び駐車場改修工事

2014年施工
施工前 施工後
施工前
施工後

 K様が当社ショールームにお電話下さいました。ご近所で工事中だったE様よりご紹介いただきご連絡下さいました。
 内容を伺ったところ、駐車場の土が露出しており、雨が降るたび土が道路に流出してしまうので見て欲しいとの事でした。
 さっそくプランナーの東本が伺いました。駐車場にビニールシートを掛けていて、めくってみると土がむき出しになっていました。以前はマット(絨毯みたいなもの)を掛けて覆っていたそうですが、劣化が激しくなり取ってしまったそうで、近所の方にも迷惑がかかるのでどうにかしたいとの事でした。
後日、2つのプランをご提案しました。
【@流出箇所の土を鋤取り、その後コンクリートを打設する】
【A砕石(砂利)を敷く】
今後、その場所を主に駐車場として使用するという事なので費用は少しかかりますが、コンクリートを打設した方が土の流出を確実に防げ、駐車もしやすい事をご説明させていただきました。
 両方のメリット・デメリットをご理解いただき、コンクリートを打設し駐車場の改修工事をする事になりました。

◆駐車場
施工前
施工前 施工前
施工中   施工後
施工中 施工後
◆塗装

 駐車場の調査に伺った際、「屋根・外壁の傷みも激しいので、塗装の見積もりも一緒にして欲しい」とご依頼下さいました。駐車場の調査と合わせて屋根・外壁も見せていただきましたが、特殊な瓦だったため、後日塗装部の篠田とともに改めて現地調査をさせていただきました。
 屋根はU瓦という、カバー工法の瓦(※)を使用していて、ヒビ割れや剥がれが多く見られました。屋根・外壁とも、塗装で保護をした方が良い状態でしたので保護の観点、美観の面、K様宅にあった塗装はどういったものかをご説明させていただきました。
 美観的にも気になっていたという事と、保護をしっかりしていかないといけないという事で、塗装の工事も同時にご発注下さいました。

※カバー工法とは、傷んだ屋根や壁をカバー材で覆う工法のことです。新興産業が売り出した『ぱっとヤネデリア(屋根のカバー工法)』『ぱっとサイデリア(壁のカバー工法)』という商品がヒットしたということで、大手ハウスメーカーや工務店が追随して類似商品を売り出しました。代表的なものに積水ハウスのU瓦があります。新興産業はその後倒産しましたが、その工法によるクレームや雨漏りなどは現在も数多くの消費者が悩まされています。販売当初は「一生塗装が不要、一生剥がれない」と言って普及しましたが、初期の頃のものは全て剥がれている現状です。現在、多少改良されたカバー工法の商品がまだ出回っていますが、屋根と外壁のカバー工法自体、全くお勧めできるものではありませんので、注意が必要です。

施工前
施工前 施工前
施工前   施工中
施工前 施工中
施工後
施工後
◆木部塗装

 木部は呼吸型塗料で塗装し、造膜型塗料による木部腐食がおこらないよう施工しました。既存の色より濃い色で塗装し、外壁の白と、木部の黒でメリハリがある仕上がりになりました。

施工前(雨戸)   施工後(雨戸)
施工前 施工後
施工後(軒天)
施工後

◆担当プランナー◆東本

◆担当工務◆篠田
東本 篠田
 

2級建築士
宅地建物取引士
1級建築塗装技能士

 

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