2008年2月、当社ショールームに福岡からのお電話が入りました。福岡に本社を構えるF社の社長室長様からでした。
全国4ヶ所にある会社の保養所の中の1つ、湯布院東急の保養施設の増築及び改修・改装工事の見積もりをして欲しいとのご依頼でした。全くお付き合いのない会社からのご依頼に多少戸惑いながら、約束の日時に、社長の小原、一級建築士の松浦それに店長都の3人で室長様のおられる現地にお伺いしました。
室長様にお会いしてわかった事ですが、今までF社様所有の保養所の補修やメンテはその保有地の管理会社に任せていたそうです。しかし検討してみると、非常に割高に思えたので、今回の一連の保養所の改修に関しては室長自らが地元の業者の中からピックアップして見積もり・提案をさせ、内容・価格の良い会社を選ぶ方法にしたそうです。現実に本州所在の他の3ヶ所の保養所はそのやり方ですでに工事を終えており、価格的にも内容的にも大成功という事でした。
候補業者の選び方としては、リフォネット登録事業者の中から何社か選んで精査するという方法でした。
後日社長御自身もコーディネーターの方とご一緒に来られたので、詳細のご要望をお聞きすると共に当方の提案も聞いて頂くことができました。
理系の社長は驚いた事に、建築士になりたいと思われた時期もあったそうで、ご自身で書かれたプロ顔負けの計画図面を用意されておりました。
工事内容、規模から見て工期(4月末完成予定)が少ない点を考えると、迅速な対応が必要となりました。
結果的に、F社の九州本社の応接室で当社にご指名頂いたのが3月に入ってからでした。大変嬉しい気持ちと同時に、かなりの緊張と心地よいプレッシャーを覚えました。
短い工期でハイレベルな工事への挑戦でした。
※完工後の竣工パーティーに招待していただき、小原、都、松浦の3人で出席させていただきました。社長自ら昼前から厨房に立たれ、すべての料理を作られたという話しにまず驚愕、さらに並べられた料理の見事さに目で驚愕、最後に食べて見て、プロ以上の味に驚愕。
社長様、室長様、出席された社員の皆様の温かい心遣いにただ感謝感謝。
大変ありがとうございました。
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