【自然素材であなただけの家を一緒に造ってみませんか?】
自然を生かした空間づくり
有限会社 北斗建装
由布市塚原 Y様山荘
屋根・壁全面塗装工事及び改修工事
2005年1月施工

「新築後まだ1年なのに家の状態がおかしいので見て欲しい」と当社代表小原の知人を通じてご相談がありました。
「何人かの専門家(建築業界の人)に見てもらったが納得のいく話しが聞けない、業者同士のかばい合いや遠慮があるかもしれないので、業界のしがらみにとらわれずしっかり意見の言う人を知っていれば紹介して欲しい」と当社代表小原の知人がY様(当時地元大手の副社長その後社長に就任)から頼まれたとの事でした。

さっそく現地調査に伺いました。
別荘として建てられたログハウス(ポスト&ビーム工法)は別荘地の中でもひときわ目立つ大きな建物でした。3千万円以上の請負金額で地元の有名会社T社が建てておりました。 100年以上は楽にもつと胸を張って言われたそうです。
確かに内装などは立派でしたが肝心の独立基礎と柱、梁の造作がでたらめでした。築1年で柱が腐り、ベランダや玄関階段なども一寸考えられない程ずさんな工事をしておりました。
工事の間違い、手抜きは素人の方にも簡単にご理解いただけるものでした。

後日、建てた会社の重役の方とY様立ち会いのもとでお話しをさせていただきました。
木材の専門家で全国大手の木材系の会社出身と言う重役さんでしたが、あまりにレベルの低い話しで当惑致しました。築1年目でこの状態なのにまともなおわびの言葉もありませんでした。
ともあれ、当社で施工するとなると当然料金が発生致しますので建てたT社が責任を持って大幅な改修・補修をする事が当然ですので適切な工事の方法をアドバイスし、引き上げました。

ところがその2年後(築3年目)にY様からお電話いただきました。
「玄関部が倒壊しかけているので至急何とかして欲しい」とのご連絡でした。結局T社は何もせず、いたずらに時間だけが過ぎたとの事でした。ひとまず玄関廻りの復旧工事と倒壊の危険が高いベランダのやり直し、外廻りの補修・塗装をおこないました。

その後、基礎の補強工事等の構造体に関わる工事を10年の間に2回に分けて様子を見ながら施工致しました。ログハウスがブームになった時代、新規参入の業者または既存の業者がこれは儲かると言う事で目の色を変えてログハウス市場に参入しましたが、大半の建物がそれぞれ大きな問題を抱えております。
正しい施工、材料の選択が出来る業者は少ないようです。
今でも毎年5〜6軒は施工不良の手直しのご依頼をいただきます。Y様の件は代表的な事例です。
ちなみに当社のモデルハウスは「ポスト&ビーム工法」のログハウスです!


※2014.07文章改稿 お施主様が現役だったため文章は控えさせていただいておりました。

施工後外観
施工後外観
屋根施工前 屋根施工後
施工前
施工後
施工前(1年目) 施工中
施工後 施工後
施工前(3年目) 施工前(3年目) 施工後
施工中

 

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