当社の大在ショールームへU様よりお電話をいただきました。
他社で玄関アプローチの改修工事をしている最中で、その工事についてのご相談をいただきました。
@工事が中断して工期が延びており、工程表などもないのでいつ終わるか心配
A見積もりも出さずに工事を進めているので最終金額がどうなるのか不安
B仕上がりが悪いので一度現場を見てほしい
以上のご相談内容でした。U様はその工事業者に多くの不安を抱えておられました。早速、大在支店店長の重石が現地調査へお伺いしました。
現地へ着くとU様が話されていた通り、やりっぱなしの状態で工事がストップしていました。
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施工前 |
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玄関アプローチは解体されたままで、駐車スペースの土間コンクリートはレベルがとれておりませんでした。その為雨の日には水溜りができるそうです。見切りのレンガは解体の時に出てきた廃材を使用されたようです。また、アスファルトの道路面も養生や清掃をまったくしていなかったのか、汚れたままの状態になっていました。
このようなケースはここ最近のリフォーム業界では大変増えています。工事業者は売り上げを上げたいばかりに自分達のできない仕事まで、「得意な仕事です」と言って受注しています。そして少しでもそこから利益を出そうと単価の安い商品や在庫を使い、下請けの職人さんに安い金額で仕事をさせるのです。その結果こういった事態を招いてしまうのです。
当社には、こういった業者による杜撰な工事の後始末、リフォーム工事のリフォームという、本来あってはならない工事を請け負うことがよくあります。気をつけなければならないのは、こういった事例を、小さな会社に限らず大手ハウスメーカーでも起こしている点です。
この状況からご希望のプランの工事完成までの工程と、お見積もり金額のお話をさせていただき、正式に工事の発注をいただきました。 |