Y様が当社の大在ショールームにお電話を下さいました。お父様が病院から退院されるとの事で、それまでに寒くて段差のある浴室をリフォームし、更に暗い台所を明るくしたいとのご相談をいただきました。早速、当社大在支店店長の重石が現地調査へお伺いしました。
Y様のお宅を調査させていただくと、現状は動線が悪く、使いづらい間取りとなっていました。浴室には脱衣室が無く、その分浴室が広い為にとても寒く感じました。また、浴室へは台所からしか出入りできない動線となっていました。台所は空間を上手く使いづらい間取りの為、物を収納する場所と作業をする場所が一緒になっており、キッチンでの作業効率が悪い現状となっていました。
現状の浴室は脱衣場を兼用していたのでとても広いですがその分寒く、冬のヒートショックを起こす原因にもなります。浴槽は狭く深い為お年寄りには出入りが大変です。
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台所◇施工前 |
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台所は2階を支える鉄骨柱が有るので邪魔になっています。また収納がうまくできず作業スペースを奪っているので、作業スペースと収納をしっかり分けるプランニングをしたいと考えました。
リフォーム後はお父様が使いやすい動線にし、明るく介護などもしやすいスペースの確保を考えながら、Y様と一緒にプランニングしていきました。
今回は当社以外にも2社相見積りをとられているとの事でした。一社は大手電機量販店さんで、もう一社はリフォームの全国チェーン店さんでした。
正直なところどちらも金額は当社よりも安かったです。しかしプランニング内容や建材、住宅設備の選択がお父様や介護をするY様の事を考えた提案がまったくありませんでした。安い商品を特価で叩き売る事はどんな会社でもできる事です。相見積もりだから、競争だから一円でも安く、安くと、考えた結果なのでしょう。その為、お客様の事ではなく自分達の売り上げを上げる方法だけを考えた中身のない見積書になっていました。
Y様は本当に自分達のライフスタイルに合わせたプランニングや設備を望まれていました。当社の見積もりを提示してご説明した所、納得のいくプランと設備、そして納得のいく見積もりとの事で正式にご契約いただきました。 |