【自然素材であなただけの家を一緒に造ってみませんか?】
自然を生かした空間づくり
北斗建装
玖珠 長尾様邸 全面改装工事及び耐震補強工事
2008年施工

このページは、『おおいたの住まい情報誌WISE(ワイズ)2009』(発行・販売/大分合同新聞社)に掲載された内容を転載させていただいたものです。
ワイズは県内書店で好評発売中です。ぜひご覧下さい!

施工前 施工後
施工前
●狭い台所と食堂は、隣の部屋と合わせた広いLDKヘ。
施工後
  ●広々としたキッチンを中心にし、住みやすい間取りを実現。最新のキッチン設備はメーカーのショールームで確認。
 
耐震強度+住みやすい間取り、新しく生まれ変わった住まい。
施工後
●美しく生まれ変わった長尾邸。

平成十九年の秋、築三十数年になる長尾邸の瓦葺き替え工事が北斗建装によって行われました。ご当主である長尾さんのお兄様が設計された愛着ある家ですが、長年の雨風に傷みも目立ちはじめ、常々奥様が「雨漏りもするし、天井や床も傷んでるし、何とかできると良いねぇ…」と願っておられたからでした。

しかし翌年、屋根は立派になったものの、残念ながら奥様は他界されてしまいました。そしてご葬儀の後、お子様の一人がふと「トイレが狭い…」と言ったのを聞いた長尾さんは、これはきっと奥様が言わせたのだと感じて、その意思を引き継ぐのは自分の役目なのだと、すぐにリフォームを決意したのです。

今回、長尾さんの第一希望は「耐震補強」でした。昭和の家屋は強度不足であることが多いため、耐震補強工事を得意とする北斗建装では、今後五十年、安心して暮らせる家をめざした補強工事を実施。耐震専門スタッフが綿密な計算を行い、平成十一年施工の建築基準法に則した内容で補強箇所を提案しました。

上に二階がある玄関部分においては、全面が引き戸であった開口部の一部を壁にして強度を高めたり、内部には耐震補強金物や筋交いを入れたりして、頑丈な家づくり着手。それ以外は、同居される娘さんご夫婦に全てのプランニングをまかされた長尾さん。

そこで、内装や間取りには、娘さんである小関さんご夫婦のご希望とアイデアがふんだんに盛り込まれています。広いLDKを中心とした間取りを得るため、いろいろと考えた末、大胆に部屋のレイアウトを変更。長尾さんには快く自室の移動を了承してもらうことで実現しました。
また、必要なくなったドアを塗装しなおして別のドアに使ったり、構造上抜けない柱はお洒落なインテリア風の柱にしたりと、様々なアイデアを駆使しており、リフォーム後は、デザインセンスあふれる新築のような住まいが完成しました。

施工後
施工後 施工後
●出入り口の一部を壁にして、耐震補強に。 ●3つに仕切られていたトイレを広々と改装。
礼儀正しく誠意ある施工で、住みながら快適な改装を。
施工前
●長尾さんご家族と小原社長と担当スタッフ

玖珠の小学校で校長先生をしておられた長尾さんと小原社長は、十五年程前からのお付き合い。昔気質の長尾先生の人柄の良さに惹かれ、玖珠を訪れる際は社員にも必ず寄るよう言っていたというほど。そんな縁で屋根瓦の葺き替え工事の相談を受け、北斗建装で無事に完了させた後、長尾さんが「耐震」を大変気にされていたため、耐震補強+全面リフォームでお応えすることになりました。

我が家に住みながらのリフォームは、居室を移動しつつ順々に改装してゆくという手間がかかる作業です。長尾さんは「多少不便でも、それなりの覚悟が必要である。」とおっしゃるのですが、逆に「そんな我慢をして欲しくない」と願う北斗建装では、現場でも細心の配慮をはらい、おかげで出入りの業者にも不満は全くなかったと長尾さんからは好評をいただくことができました。

 

 

トップページへ戻る前へ戻る