当社の新聞広告(中古物件めぐりの効能)をご覧になってお電話下さいました。
ご親族の方から引き継がれた本格木造住宅の全面改修工事の件でした。
すでに基本的な構想をお持ちで、お見積もりも何社かに依頼されておりました。ご夫婦と当社プランナーと、工務部部長の上原を中心に1年近く打ち合わせをさせていただきました。その結果当社の提案・見積もり内容等を評価して下さり、当社にご発注下さいました。
以下『おおいたの住まい情報誌2012WISE』(発行・販売/大分合同新聞社)に掲載された文章を転載いたします。
城下町として知られる杵築市の中心市街地にあるI邸。もともとは昭和40年代に建てられたご親戚の家で、何度となく増築をしてきた家でした。その家を子育て中のIさんご夫婦が引き継ぎ、自分たちが暮らしやすく機能的に、その上で杵築の街並みに合わせた外観を持つ家にしたいという事で、北斗建装で大規模なリフォームをする事になりました。
リフォームに際して、まずは「減築」をし、使いにくい部屋を撤去して間取りを変更。そうすることで駐車スペースやゴルフの練習場、菜園といった有効なスペースを新たに造りました。
北側の壁に面していたキッチンの向きも正反対にし、お子様たちが手伝えるよう、リビングに面した明るいカウンターキッチンに。収納も造り付けの棚を各所に配置したほか、収納部屋や書斎も設けるなど、北斗建装スタッフの子育て経験などもお話しながら、使いやすさを追求した間取りを実現しました。さらにLDKには、床暖房を導入。家全体では、この先50年安心して住めるようにという強度確保の設計にも力を入れ、そのために十分な明るさが取れる範囲で窓を減らしたりもしています。
また、土壁や木材などの昔ながらの自然素材は本当に良い…と考える北斗建装では、もちろんI邸の土壁等も大切に保存。同じ素材で新たに造ると高額にもなり、まさに貴重なものとして扱っています。
杵築の町並みにあわせた外観を残しつつ、屋内は新築のように生まれ変わったI邸。ご家族それぞれの使い勝手にあわせた機能的な家となり、Iさんご家族も大変ご満足されていました。 |