当社社員の親族の知人のＫ様より、ご自宅のリフォームの相談を頂きました。
主な内容は…

・増築をされた部分の屋根の痛みが気になる
・介護を受けていらっしゃるＫ様のお母さまの為に使いにくい浴室を良くしたい
・古くなってしまったキッチンを改装したい

といった内容でした。

雨漏りの可能性がある増築部分の屋根は早急に工事をすることとし、浴室やキッチンなど、お打合わせやショールームなどで実物を見て内容を吟味された方が良いものは、後から施工することといたしました。

キッチンは新築の時から同じものだったそうで、当初はＫ様も同じようなものでもいいかなとのお話しでしたが、より料理を楽しんでいただける、Ｋ様の理想に近いキッチンをお勧めいたしました。YAMAHAのショールームでご覧になられ、一目惚れされたという「菜の花」色の扉の「berry」に決定いたしました。また、床も当時流行った市松模様のフローリングでしたが、床が沈む感じがあり、新しいキッチンと比べると汚く見えてしまう可能性があったので、新しいフローリングをお入れしました。

▲タイル張りのお風呂からシステムバスにするためにタカラのぴったりサイズバスをお入れしました。
システムバスは1600×1600の一坪サイズや1200×1600のサイズなど、工場生産のため規格が決まっているものが多く、リフォームの場合、ごく稀にお客様のご希望のサイズより小さくなりすぎたり、大きくて入らなかったりする場合があります。

Ｋ様のお宅も脱衣室を広くした分、サイズを小さくするか、タイル張りのままにせざるを得ませんでした。しかし、介護を受けておられるお母様のために、少しでも広く、バリアフリーの上に断熱性の優れたシステムバスをお入れしたかったので、特注品で１か月納期はかかるものの、もう少し規格分けが細分化されているぴったりサイズバスとなりました。

また、浴室・脱衣所にはケアマネージャーの方とＫ様と当社の3者でお打合せをし、
よりお母様に適した形での手すりをお付けいたしました。

▼さらに、重くすべりの悪かった建具も軽く開けやすい建具にすることで、お母様の負担を少しでも無くすために取替えをいたしました。

▼２階の洗面台もこの際に、ということで取替えをいたしました。廻りの壁も水はねの可能性を考慮し、キッチンパネルを使用することで手入れの手間がかからないようにいたしました。