●代表取締役　小原由正

「住」と「食」は生きていく上で大切なものであり、密接したものです。しかし、コスト重視による大量生産や利潤追求によって本来あるべき姿が失われつつあります。
ひと昔前は、家は大工が建てるもので、農閑期を利用して工事をしていました。製材業や瓦製造業も同じです。農村の再生が不可欠であり、再び建築を農業と結びつけることで建築も可能性を見出せると考えています。
近年、リフォームのニーズが高まっていますが、利潤だけを追い求めた安易で粗雑な施工では意味がありません。個々の生活環境に合わせた丁寧な「住」空間づくりが大切です。当社では、材質や工法の知識と技術に精通し、手間やコストを省かず住宅の専門家として最も適切な施工を行います。
新しい素材や工法について徹底的に検証し、メリットとデメリットを把握してお客様に説明・提案します。
25名の全社員が住まいのプロフェッショナルを目指して精進し、お客様に対して誠実にお応えしながら人に寄り添った家づくりを進めています。

●工務部　重石

室内の内装から大掛かりなリフォームまで工事全般を行っています。日ごろの仕事の中では、お風呂や洗面・脱衣所といった水まわりの改装が一番多いですね。プランナーと一緒にお客様のところに行って、どんな風にしたいかを伺い、大工さんや業者さんと一緒に仕事を進めて行きます。
工事の中心者として、職人さんに的確な指示を出すことが仕事の第一歩です。そして会社と職人さんが一本の線としてつながった時に、良い仕事ができるのだと思います。
先日、あるお宅の子供部屋にロフトを造りました。大工さんと一緒に構造を吟味しながら仕事を進めていき、お客様に大変喜んでいただきました。お子さんがロフトの上ではしゃぎ回っているのを見て嬉しかったです。お客様の考えているものを具体化し、さらにプラスαのサプライズでお応えしたい。 仕事の中で商品知識や技術力を磨き、お客様のご要望の上をいくデザインや機能を加えた提案をすることで、お客様により満足していただけるのだと思います。