「人が生きる上で『食』と『住』は特別」と力説する小原社長は、若い頃、中央のハウスメーカーの営業として数々の家づくりに携わってきました。
しかし、住宅は本来地元の大工さんが作り、それを最後まで見届けるという血の通ったものだったと思っていた小原社長は、高度成長期に大量生産的になった住宅産業に疑問を持つようになり、やがて増改築・栄繕専門の仕事をするようになりました。納得の行く新築には時間がかかり一人では限界がありますが、お客様が長年住まれた家の不具合の改善ならば比較的早く対応ができるからです。ところが、時代はバブル経済期にいたる頃、家は建て直せば良いという風潮の中、小原社長は建築業を離れ、なんとパン職人として独立。
そんな中で、「住」と「食」への大切さを再認識し、平成7年、リフォーム専門の北斗建装を設立しました。
そこでは、「設計士だから、専門家だからといって建築の全てが分かるわけではなく、ひとつの図面を全員で検討し、専門家以外の素人目からみた疑問にも必ず答えを出すように努めたい。と、小原社長は『考えること』を非常に大切にしています。
特に建築塗装におけるプロフェッショナルの少なさを実感した社長は、自ら現場に立つにあたり、塗装専門の道を選び、常に新しい素材の勉強も欠かすことはありません。 |