◆不動産・リフォーム講座◆
中古物件を買う前に知って欲しい事

　中古住宅の購入を検討されている方必見!!
　中古住宅には、大きく分けて、リフォーム済の物件と未リフォームの物件があります。不動産業者からすると、パッと見が綺麗な方が早く買い手がつく為、化粧程度のリフォームをして売りに出すことが多いのです。しかし、必要なメンテナンスとは言えないような、表面的なリフォームに過ぎません。そのようなリフォームをしてしまうと、せっかく目に見えていた、修繕、改善すべき重要な瑕疵が隠されてしまうのです。
　未リフォームの物件は、改善すべき重要な瑕疵や劣化状況がわかるため、その建物の新築からの歴史を知ることができます。構造に根本的な問題はあるのか、どのような不具合が隠れているのか、今後の寿命はどのくらいかといったことがわかります。これは、新築住宅でも知り得ないことで、リフォームしていない中古物件ならではの利点といえるでしょう。改善しようのない瑕疵や劣化であれば、買わないという選択を。リフォームで改善でき、新築以上に生まれ変わる物件であれば、買うという選択を選ぶことができます。また、リフォーム代がかかっていないので、価格的にも大変お買い得です。未リフォームであれば、見た目は良くないかも知れませんが、実は建物の状態が良い、という掘り出し物の物件を、リフォーム済物件よりも安く買うことができます。安く手に入る分、簡素なリフォームではなく、自分好みに自由にリフォームするということができるので、大変お勧めです。
　ただし、未リフォーム物件を内見する際は、見るべきポイントがあります。そのポイントをしっかりと抑えて、新築を建てる以上に価値のある中古物件を、新築を建てる半分以下の費用で手に入れてみてはいかがでしょうか。